スタージョンの新刊
2007年 11月 15日
今日発売の新刊買ったよ~。『[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ』
しかし、もう何年も前にお亡くなりになってる作家なのに、今頃新刊って言うのもおかしなもんです。ブラッドベリのほうは、本当に新刊だけど……因みにブラッドベリとスタージョンは1歳違い。生きてたらどんな話かいてくれたんだろう……。
とは言っても、いまシルクドゥソレイユのサントラ聞いてるからじゃないけど、やっぱ、『夢見る宝石』が好きかな~。いつも、言ってるけど。サーカスネタってことで…
主人公の少年が、蟻を食べてたり、カーニヴァル(サーカス)にもぐりこんだり、正体を隠すために女装してたり。ボーイソプラノだったり、初恋の女の子と再開したり……
こう、なんともいえない幻想的な雰囲気がたまらないのです。
高校のとき、SF全集を図書館から借りてきて、本の古めかしさもあったせいか、この世にこんなお話が存在するんだ……って思ったくらい感動した覚えが……。一緒に入ってた『雷鳴と薔薇』も好きだったんですが、新訳で読んだら、なんだかちょっとそのときと感覚が違いましたが…。
『孤独の円盤』もかなり違ったな……。
スタージョンは、“孤独”がつきものですよね。
それでも最後は“愛”に包まれてる感じがたまらんのです。なんか、陳腐な表現しかできないけど。なんだか、思い浮かぶビジュアルも美しいし。
ブラッドベリは、甘すぎで、JGバラードだと、苦すぎる…でも、スタージョンだったらほろ苦い感じ? 凄く、ダークな部分もあるのに、読んだあとの感覚はいいので、本当に不思議です。
あと、スタージョン本人が空中ブランコのりに本気でなろうとしてたのが、また素敵なんだな……
[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ (奇想コレクション)
シオドア・スタージョン / / 河出書房新社
ISBN : 4309622003
スコア選択:
まだ、表紙の絵がないね。
夢みる宝石 (ハヤカワ文庫SF)
シオドア スタージョン / / 早川書房
スコア選択:
↓ちなみにここら辺にばらばらと入ってる短編も好き。(誰か一冊にまとめてくれ)
千の脚を持つ男―怪物ホラー傑作選 (創元推理文庫 F ン 8-1)
シオドア・スタージョン / / 東京創元社
ISBN : 4488555039
スコア選択:
『それ』は、本筋よりも、叔父(っていってもまだ若いよ)と姪が秘密の合図に鳥の鳴き声を使ってたとか……『ショトルボップ』では、幽霊が見えるようになった青年が、孤独にしてる女の子の幽霊に一生懸命絵本を読んでやりに通ったり……とか、本編には割とどうでもいいところが好きだったり。
あと、『隔壁』は名作だと思う。
しかし、もう何年も前にお亡くなりになってる作家なのに、今頃新刊って言うのもおかしなもんです。ブラッドベリのほうは、本当に新刊だけど……因みにブラッドベリとスタージョンは1歳違い。生きてたらどんな話かいてくれたんだろう……。
とは言っても、いまシルクドゥソレイユのサントラ聞いてるからじゃないけど、やっぱ、『夢見る宝石』が好きかな~。いつも、言ってるけど。サーカスネタってことで…
主人公の少年が、蟻を食べてたり、カーニヴァル(サーカス)にもぐりこんだり、正体を隠すために女装してたり。ボーイソプラノだったり、初恋の女の子と再開したり……
こう、なんともいえない幻想的な雰囲気がたまらないのです。
高校のとき、SF全集を図書館から借りてきて、本の古めかしさもあったせいか、この世にこんなお話が存在するんだ……って思ったくらい感動した覚えが……。一緒に入ってた『雷鳴と薔薇』も好きだったんですが、新訳で読んだら、なんだかちょっとそのときと感覚が違いましたが…。
『孤独の円盤』もかなり違ったな……。
スタージョンは、“孤独”がつきものですよね。
それでも最後は“愛”に包まれてる感じがたまらんのです。なんか、陳腐な表現しかできないけど。なんだか、思い浮かぶビジュアルも美しいし。
ブラッドベリは、甘すぎで、JGバラードだと、苦すぎる…でも、スタージョンだったらほろ苦い感じ? 凄く、ダークな部分もあるのに、読んだあとの感覚はいいので、本当に不思議です。
あと、スタージョン本人が空中ブランコのりに本気でなろうとしてたのが、また素敵なんだな……
[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ (奇想コレクション)
シオドア・スタージョン / / 河出書房新社
ISBN : 4309622003
スコア選択:
まだ、表紙の絵がないね。
夢みる宝石 (ハヤカワ文庫SF)
シオドア スタージョン / / 早川書房
スコア選択:
↓ちなみにここら辺にばらばらと入ってる短編も好き。(誰か一冊にまとめてくれ)
千の脚を持つ男―怪物ホラー傑作選 (創元推理文庫 F ン 8-1)
シオドア・スタージョン / / 東京創元社
ISBN : 4488555039
スコア選択:
『それ』は、本筋よりも、叔父(っていってもまだ若いよ)と姪が秘密の合図に鳥の鳴き声を使ってたとか……『ショトルボップ』では、幽霊が見えるようになった青年が、孤独にしてる女の子の幽霊に一生懸命絵本を読んでやりに通ったり……とか、本編には割とどうでもいいところが好きだったり。
あと、『隔壁』は名作だと思う。
by makio_misaki
| 2007-11-15 23:52